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人生やビジネスで学びと気づきをもらった書籍を紹介していきます。たまに本以外で役だったアイテムについてもつぶやきます。

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七田眞氏の「天才脳のつくり方」は右脳開発の入門書に最適

カズです。

 

今回は七田眞氏の

「天才脳のつくり方」

読了後レビューです。

 

七田眞氏は、右脳を開発して

子供や大人の能力開発を助ける目的で

右脳開発の教材を多く出されています。

 

僕も昔、1700円(ぐらいだったかな・・・)の

モーツァルトを超高速で聴く教材を買った記憶があります。

 

その教材はモーツァルトの楽曲を

通常の2倍~32倍ぐらいで聴いていって

右脳を開発し記憶力を向上させる内容で、

 丁度、僕がサラリーマンしていた時代に購入。

 

まさに記憶力向上のために買ったんですが、

その教材で倍速でモーツァルトを聴くと

確かに頭が冴えて物覚えが良くなってた記憶があります。

 

・・・で、「天才脳のつくり方」は、

そんな右脳開発教材の生みの親である七田眞氏が

 

「どうやったら右脳開発(能力開発)が出来るのか?」

 

基礎的な内容を説明してくれてる内容になってます。

 

なので、

 

・初めて七田眞氏を知った!

・右脳開発に興味がある

・記憶力を高めていきたい!

 

という方に最初に読んで欲しい

入門書的な立ち位置になっています。

 

スピリチュアル用語も多いが、苦手な人も腑におちやすい

 

ただ、読んでみるとわかりますが

本書はビジネスに使えるものの

ビジネススキルを高めるような

直接的なテクニックの記載はありません。

 

また、出てくる単語も

 

・精神エネルギー

・バイブレーション

・幽体

 

などの、スピリチュアル書籍に

多く見受けられる表現も多分に含まれています。

 

だから、スピリチュアルに

全く免疫が無い人は読んでいて

とっつきにくく感じる部分もあるかもしれません。

 

ただ、単にスピリチュアルな

話に傾倒しているだけでは無く、

 

実際の具体例を出しつつ右脳開発の効果を

説明しているので、説得力もあり読み進める内に

とっつきにくさや違和感は感じなくなるはずです。

 

例えば

 

「右脳は見えない世界(精神エネルギー)に

対応する脳であり、右脳を活用することが成功のための条件」

 

だと、七田氏は本書内で

主張している箇所があります。

 

ここだけを切り取って読んでしまうと

 

「見えない世界?精神エネルギー?これがビジネスと何の関係あるの?」

 

と、思ってしまう人もいると思います。

 

ただ、ここで七田氏は、

ある印刷工場の例を出します。

 

そして目にみえる世界と

見えない世界の具体例を

 

目に見える世界=建物、設備、製品、資本金、経営数字

目に見えない世界=社員の心、お客様の心、会社の雰囲気、社員の意識

 

このように現実のビジネスに例えて

例を提示してくるので、腑に落ちやすいのです。

 

目に見えない世界で終わってしまうと

消化不良ですが、「会社の雰囲気」や

「社員の意識」って会社の業績に直結してきますから、

 

確かに「見えない世界もビジネスに大事だ」

と、読んでいる内に腑に落とせます。

 

ちなみに、その印刷会社の工場に取り付けた

スピーカーで24時間モーツァルトを流すと

 

・欠勤する社員が少なくなる
・印刷したデザインが賞を受賞
・機械の故障も少なくなり
・営業成績も上がった

 

という事で業績がウナギ登りになったそうです。

 

このようにマインド的な内容と

実際の具体例をバランスよく

うまく絡めて書かれているので

 

スピリチュアルな言葉が苦手な人も、

問題無くスラスラと読める内容だと感じます。

 

「右脳開発」=「聴覚開発」と「瞑想」がカギ

 

さて、本書内で七田氏は

 

右脳=イメージ脳
左脳=言語脳

 

であり、圧倒的に

脳のパフォーマンスを高めるには

 

「右脳を開発して記憶力やイメージ力を上げていく」

 

必要があると繰り返し述べています。

 

そのための方法として

書籍内で語られている有効な方法が以下2つ。

 

①聴覚を開発する事

 

→人の体には肉体とエネルギー体(幽体)があり、

エネルギー体は肉体に重なっている。幽体を癒すと

体の不調も治るほど、幽体は重要な存在。

 

そして幽体を調整するのに重要なファクターが「音の響き」である。

 

奇跡を起こすカギは聴覚野にあり、例えばサウンドセラピーで

記憶力が良くなるのは、音響が聴覚野を通じて脳を開き、記憶回路として働くため。

 

(なおモーツァルトの楽曲は右脳が開きやすく、

流すと能力が開き、運勢も向上するとの事です)

 

だから右脳を開発して能力を

活性化したいなら音を利用して

耳を開発する訓練を繰り返せばよい。

 

②右脳を全開するために瞑想を行うこと

 

→通常、人は脳の3%ほどしか使っていないが、

天才は人が使わない右脳を左脳に合わせて使っている人。

 

右脳は「イメージ脳」であるので、

イメージ力を強化するために瞑想を行い、

瞑想中にイメージする事を習慣化することで

少しずつ右脳の力を開いていく事が重要。

 

右脳の力を開く瞑想法は

 

1:瞑想(目を閉じて心を落ち着ける)
2:呼吸(複式呼吸を3~5回)
3:想像(イメージをする)

 

上記の方法を毎日繰り返し行う事。

 

(より具体的な瞑想の手順はネタバレになるので

割愛しておきます。詳しくは本書をご覧ください)

 

以上、ざっくりと本書の内容をまとめましたが

 

他にも

 

・ひらめきトレーニン

・夢見トレーニン

丹田呼吸法

松果体を目覚めさせる瞑想

 

などなど、数多くの右脳開発法が

書籍内の随所に盛り込まれてますので

 

内ご自身が役に立ちそうと思ったやり方を

どんどん取り入れていくと良いのでは?と思います。

 

「天才脳のつくり方」は、誰でも「天才になるのは簡単だ」と思わせてくれる良書

 

以上が、七田眞氏の

「天才脳のつくり方」の感想ですが

 

個人的には、本書の第5章で七田氏が

アインシュタインの”ある言葉”を引き合いに出して

天才の特徴について語った内容が特に印象に残りました。

 

それはアインシュタイン

 

「私の科学的能力は直感から来るサインやイメージ、

視覚、聴覚、触覚などさまざまな感覚による

”とらえどころのない遊び”により生まれたものである」

 

という言葉です。

 

つまり

 

「天才の作り出す発明や発見は右脳のひらめきや直感から来るものである」

 

ので、右脳をしっかりと

開発して育てていけば

 

「誰だって天才と同じ脳になれる」

 

という事を七田氏は言っていたわけです。

 

この「誰でも天才になれる」と聞いた時、

僕はかなりテンションが上がったのですが

 

ビジネスでもスポーツでも

自分の能力に限界を感じてる人や

もっと能力を伸ばしたい人には

かなり嬉しい事実だと思います。

 

実際に劇的に能力開発をしていくには

七田氏の本格的なメソッドに参加して

地道な能力開発が必要なのかもしれませんが、

 

少なくとも

 

「訓練して右脳を開発すれば僕も、あなたも誰でも天才になれる」

 

という事を知れるだけでも

この書籍を手にする価値は十二分にあると思います。

 

ですので、早速僕も本書に書かれている

瞑想法をいくつか試していきたいと思います。

 

(速聴のモーツァルト教材も買いなおそうかな・・・)

 

是非参考にしてくれると嬉しいです^^

 

カズでした。