西田文郎氏の「No.1理論」でビジネスもプライベートも一番になろう。
カズです。
今回は西田史郎氏の「No.1理論」
について、読んだ感想を書いていきます。
西田氏の書籍は、
今回の「No.1理論」の他に
「ツキの大原則」
「ツキの最強法則」
「No.1営業力」
なども読んでいますが、
初めて西田史郎氏の本を読むなら
西田史郎氏の提唱するメソッドが
網羅されてる、と個人的に感じている
「No.1理論」を読む事をオススメします。
西田史郎氏は”業界No.1プレイヤー”の量産屋
まず、西田氏を知らないよ~という方に向けて。
西田史郎氏は、日本の経営者や
ビジネスマンの能力開発に関わり、
ビジネスで成果を叩き出す脳を作るため、
機能にアプローチするノウハウである、
「スーパーブレイントレーニング」
を開発した能力開発指導で大変有名な方です。
ビジネス以外のスポーツ界や教育業界も、
西田氏のメンタルトレーニングを取り入れている。
国内外問わず、有名企業が指導を受けてます。
そんなメンタルトレーニング指導の
第一人者である、西田史郎メソッドの
基礎が詰まっているのが「No.1理論」です。
「No.1理論」全体と各章の感想
「No.1理論」は全部で5章構成。
各章の内容を
簡単にまとめると以下の構成。
第1章:理想の自分を実現する一番簡単な方法について
第2章:プラスイメージやプラス思考を持つことの簡易さについて
第3章:努力すれば成功するとは限らないということ
第4章:誰でも「最高のプラス人間」になれるということ
第5章:真のメンタルタフネスを手にいれるために
読了後の書籍全体の感想としては
「ポジティブイメージを持って何事もチャレンジしていこう」
の一言につきますが、
単なる精神論で終わらせずに、
・何故プラスイメージが大事なのか
・逆にマイナスイメージを持つとダメなのは何故か?
・どうすれば積極的にプラスイメージを持つようになれるか?
具体的な解決策や手法が
各章の至る所に明示されてます。
各章毎の感想は以下。
第1章を読んだ感想
第1章では、理想の実現のために
「自分の予感」を信じることが大事であり、
その予感を「成功の予感に変えていく」方法が語られます。
「成功のデータを頭にインプットすれば
自然と感情/イメージ/思考がプラスになり嫌でも成功してしまう」
というのは、凄く腑に落ちました。
だって、僕たちの今の目の前にある環境って
「過去の行動データの結果だから」です。
ということは、未来を望み通りにしたいなら、
未来の基になる「今」をポジティブに変えれば良いだけ。
書籍の導入部分としても面白く、
次の2章が凄く気になる内容でした。
第2章を読んだ感想
第2章は具体的なプラスイメージや
プラス思考になる方法を解説した章。
スポーツ選手を例に出した話が多く、
・ドーパミンを出してヤル気を高める
・初心を持ち続ける事で成功確率を高める
などは、何となく知ってたけど
やっぱりプラス思考には大事なんだと改めて再認識。
個人的に、新しい発見があったのは
「スポーツの世界はNo.1以外は認められない事が多いが、
ビジネスではNo.10000番目であっても立派な成功者」
という西田氏の見解ですね。
確かに世の中にはトップセールスマン、
トップビジネスマンと呼ばれる人がゴロゴロいますが、
別に世界的にNo.1というわけではありません。
会社員だと、自分の会社内や取引先の
狭い世界の中だけで優劣を競いやすいし、
周りと比較して「私はダメだ」と思いがちです。
でも、実際はそんな優劣なんて
自分の能力を図るモノサシにはならないんですよね(^^;)
大事なのは「自分がどうあるか?」
これから「自分がどうしたいか?」なので。
第2章は、自分を過小評価しがちな人、
自分の能力を信じられない人は、自信を
取り戻せるキッカケにもなるので、特に読んで欲しいと思います。
第3章を読んだ感想
第3章は最強のメンタルタフネス状態
(メンタルヴィゴラス)を、作るための方法について。
メンタルヴィゴラス=ヤル気満々状態
の、ことですね。
一流のスポーツ選手やビジネスマンは
全員メンタルヴィゴラス状態であり、
その状態を常に維持することが出来るのは
「思考/イメージ/感情」の3つが一緒になった時だけ。
そして一流と二流の決定的な差が「努力」では無く、
「ツキ」があるかどうかで決まるというのは、読んでいて面白かったです。
そしてその「ツキを最大限に高める方法」も
全て公開してくれてますが(全部で6つの方法がありました)
このツキを高める方法を知れるだけでも
「No.1理論を読む価値あり」と言える、
そんな、知っておいて損は無い内容です。
第4章を読んだ感想
第4章は最高のプラス人間になる方法と称して、
「過去記憶(脳)にあるマイナスイメージをプラスに転換する方法」
が紹介されています。
「野生のライオンが、いつも
自信に満ちているのは何故か?」
の問と、その答えを見た時に
「今を生きる事」が、どれほど大切か
改めて再認識させられました。
第4章で書かれている内容は
少し精神論によっているものの、
このライオンの話のくだりからも
「この書籍の中で、西田氏が一番伝えたかった事が書かれている」
と思いましたね。
(もちろん、精神論だけでは無く、
プラス人間になる具体的なアプローチ法も書かれてますよ)
第5章を読んだ感想
最後はメンタルタフネスを手にするための
心構えと「No.1理論」の内容総括の章。
・お金に対する価値観を一気にプラスにする方法
・No.1の心理とNo,2~No.50の心理の違い
など、読んでいて
「確かにそうだ!」と納得するものばかり。
西田氏は成功出来る性格と
成功出来ない性格を5つのタイプで区分けしてますが、
僕は「環境改善型」に当てはまっていて
ちょっとした成功者の部類に入るみたいです(笑)
でも、大成功やトップの成果を出すには
全人口の5%にあたる「環境変革型」を
目指す必要があるので、改めて自分が
「何をどうしたら人間として、ビジネスマンとして更に高みを目指せるか」
を、知ることが出来たし
今後の自分の課題も見えた良い章です。
総括。現状から「一歩以上突き抜けたい人」は読むべき。
「No.1理論」は、
どんな分野でもトップに立つために
「プラスの思考/イメージ/感情を徹底的に持つこと」
の重要性を全章に渡って
繰り返し主張されています。
なので、読んでいる内に
どんどんポジティブになれますし、
西田氏のマインドをそのまま
脳内にインプット出来るので
一読するだけでも、自分のビジネスや
プライベートに良い変化をもたらせるかと思います。
徹底的なプラスマインドを持つことで
全ての問題を解決していこうという内容なので、
ネガティブ全開の人には
かなり効果テキメンなんじゃないでしょうか。
なお。出来れば一度だけでなく、
何度も読んで内容を完全にインプットすれば
この書籍一冊だけでも、かなり自己変革出来ると思います。
(実際に僕がそうだったので。)
「優秀な経営者は事業の成功”だけ”を考える」
「トップセールスマンは売れる事”だけ”を考える」
「有能なビジネスマンはビジネスが成功する事”だけ”を考える」
上記は、西田氏が「No.1理論」内で語った言葉です。
だから、繰り返しますが
ネガティブ全開な人ほど読むと
意識改革の良いスパイスになると思います。
少なくとも
・うだつの上がらない自分や日常を変えたい
・今よりも数段以上レベルアップしていきたい
という、「自分の殻を破りたい人」は
必ず読んで欲しいなと思います。
参考にしていだけると嬉しいです(^^)
カズでした。